趣味の隠し部屋

趣味のギターとかについて備忘録として書いてます。

記事一覧

2024年12月21日
ピックアップカバー取外し・取付け
2024年02月19日
シール剥がし
2024年01月12日
ボディー突板の剥がれ補修
2023年01月16日
インチとミリ

記事内容(最近5件のみ表示)

ピックアップカバー取外し・取付け

【注意】基本的にレスポールタイプをいじってみた個人的な備忘録ですので、その辺を踏まえて情報を活用して頂けると幸いです。


初稿2024年12月21日

使用するハンダごては、作動温度の高いもの(太陽電機産業株式会社製 CXR-100 100V48W 510℃)を使った方が、やりやすいが、断線などの加熱過多による不具合の可能性があることは覚悟しよう。ただ、通常のハンダで使用する温度のこてだと、なかなか付かなくて、逆に熱し過ぎてしまうこともあるので、よくよく練習した方が良いと思う。

<ピックアップ用半田ごて02>

 

取外しの際は、クランプでピックアップを固定し、ハンダ付けされている部分を熱する。そこにステンレスの薄い板を入れ込んで、ピックアップ本体とカバーを離す。

ここでは、ステンレスの隙間ゲージで使わないものを使用している。

この取外しは、簡単そうなくせに、意外と上手く出来ないので、いきなり高価なピックアップではやらない方がイイ。

<ピックアップカバー取外し工具>

 

<ピックアップカバー取外し>

 

取付けの際も、ピックアップとピックアップカバーをクランプで固定して、ハンダ付けするが、押さえつける方向を考えて、しっかりピックアップカバーに近づけた状態でハンダ付けしないと、ハウり易いので注意。

それと、ハンダ付けの予定場所に、クランプで固定前に、フラックスを使って予備ハンダをしておいた方がイイ。予備ハンダができない場合もあるかもだが、フラックスは先に塗っておくと、思ったよりもハンダ乗りが良いし、予備ハンダ無しでイライラするくらいなら、ひと手間かけておいた方が、精神衛生上良い(笑)。

<ピックアップカバー取付け>

 

蛇足だが、ギブソン製ピックアップは、スターリングシルバーのカバーを付けることを前提に基本は設計されているらしい。

以下、セス・ラバー氏の記事を引用。『THE GIBSON』p50より
「ブラスやアルミニウムのカバーだとハイが落ちる。ニッケル・シルバーやノン・マグネティック・ステンレスならハイが強調される。」
「AGWの#42は、当時ポピュラーなワイヤーだったんだ。P-90にも使用されていて、音色の評判も良かった。」
「まず、P-90は10,000ターンだった。しかし、ハムバッキング・ピックアップは、同じワイヤーを使っていて、コイルは少し小さいが、十分なパワーを得られる構造になっている。そういうわけでハムバッキングのターン数は4,100から4,200になっている。手でワイヤリングしていたが、バラつきはそんなにないはずだ。」

 

2024年12月21日

シール剥がし

【注意】基本的にレスポールタイプをいじってみた個人的な備忘録ですので、その辺を踏まえて情報を活用して頂けると幸いです。


初稿:2024年2月19日

 

シールそのものが剥がれても、粘着剤が残った場合、これの除去にはいくつかの方法があると言われている。

1>シール剥がし剤などの薬剤を使用する方法。
2>水を浸み込ませる方法。
3>少しずつ取り除く方法。
4>温めることで取り除く方法。
5>消しゴムで擦って取り除く方法など。

ラッカー塗装は薬剤に弱く、物理刺激にも強くないので、かなり面倒。消しゴムを使っても、擦る部分の温度が上がるので、塗装が変質する可能性が高い。また、長期間に渡って貼られてあったシールは、塗装の強度が弱いラッカー塗装では、完全に無かったときのようにはならない可能性が高い。

今回は、かなり薄目なラッカー塗装に貼られたステッカーだった。剥がしたが、粘着剤が残ってしまい、まず、マイクロファイバークロスを濡らして拭いてみたが、全く取れず。その後、消しゴムで擦って除去した。少し強く擦ってしまったのか、擦った後が残ったこと。消しゴムでの除去は、やはり多少はラッカー塗装が変質すること。長期にわたってステッカーが貼られていたようで、粘着剤を除去しても、ステッカーの後が残ってしまった。

 

 

2024年02月19日

ボディー突板の剥がれ補修

【注意】基本的にレスポールタイプをいじってみた個人的な備忘録ですので、その辺を踏まえて情報を活用して頂けると幸いです。


初稿:2024年1月12日

タイトボンドのオリジナルを使用。

 

 

ボンドの塗布は、しっかり接着させたい部分全体に行き渡るように、どうにか工夫した方がイイ。その後は、下示の別表より、ボンドを塗った後に数分乾燥させてから圧着。数分の乾燥時間が接着をより安定させるためには、必要なのだそう。その後、硬化のために24hクランプで固定した状態で完全乾燥させた。

 

 

余分なタイトボンドは、濡れたタオルや濡れたキッチンペーパーなどで拭き取ると良い。タイトボンドのオリジナルは耐水性が弱いので、今後のことメンテナンスのことを考えると、ギター木材の接着には、このタイトボンドオリジナルが良い気がする。

塗装の種類によって、圧着させるときのクランプがギターに接する部分の材質が問題になる。ラッカーは石油系の材料に反応することが多いので、ラッカー塗装が疑われるときは、木材がギターに接触するようにする。

圧着の際の圧迫の強さは、メンテの経験によるものが大きいと思われるので、応力がかかる部位への接着作業は、専門家への依頼を基本とするべきだろう。

 

 

 

2024年01月12日

インチとミリ

【注意】基本的にレスポールタイプをいじってみた個人的な備忘録ですので、その辺を踏まえて情報を活用して頂けると幸いです。


2023年1月16日

ビス、スイッチ、ポット、ジャックには、ミリ(㎜)とインチ(inch)の違いがある。

概ね、国産のギターはミリ、外国産のギターはインチのものを使われていることが多いが、その限りではないので、ノギスで確認した方がイイ。

 

ビス

ビスは、トラスロッドカバー用、ペグ用、ピックガード用、エスカッション用、ピックアップ用、パックパネル用あり。

  ミリ インチ
トラスロッドカバー用 φ2.1㎜×6.3㎜ ♯2×3/8”
ペグ用 (GOTOH製)
φ2.4㎜×10㎜
×13㎜
×16㎜
 
ピックガード用    
エスカッション用 φ2.4㎜×12㎜
×15㎜
×19㎜
♯2×1/2
×3/4
ピックアップ用 φ2.6㎜×30㎜
×35㎜
φ3.0㎜×30㎜
♯3-48×33㎜
ジャックパネル用 φ3㎜×12㎜ ♯3×3/8
バックパネル用 φ3㎜×12㎜ ♯3×3/8

※ユニファイねじ(インチねじ)換算  ※詳細は、以下サイトを参照
https://www.rakuten.ne.jp/gold/nejiya/chiebukuro/info_inchikikaku.html

約1.5mm No.0
約1.8mm No.1(#1)
約2.1mm No.2(#2)
約2.5mm No.3(#3)
約2.8mm No.4(#4)
約3.1mm No.5(#5)
約3.5mm NO.6(#6)
約4.1mm No.8(#8)
約4.8mm No.10(#10)
約5.5mm No.12(#12)
約6.3mm 1/4
約8.0mm 5/16
約9.5mm 3/8
約11mm 7/16
約12.6mm 1/2
約14.2mm 9/16
約15.8m 5/8
約19mm 3/4
約22.2mm 7/8
約25.4mm 1"

 

トグルスイッチ

インチサイズで有名なのは、スイッチクラフト製だが、ロングタイプとショートタイプがある。

ロングタイプはボディーにとめる部分のボルト部分の長さが短いので基本的にはディープジョイントナットを使用し、ショートタイプでは、ボルト部分が長いので、通常ナットも、ディープジョイントナットも両方使える。

ミリサイズは、色々あって良く分からない。

 

ボリューム・トーンポット

インチ・ミリサイズ共にCTS製ポットが有名。基本的にはCTS製の使用が良いだろう。

シャフトの長さに種類がある。ロング・通常・ショートがあるようだが、仕様が良く分からない。通常サイズでは、ネジ切部の高さが、インチで約12.5㎜、ミリで約9.5㎜だと思うが自信無い。

シャフトの太さは、インチでM9.5、ミリでM8が多いのだと思う。

 

アウトプットジャック

インチ・ミリの違いがある。インチサイズのswitchcraft製や、pure tone jack製を使用している。

 

 

 

 

2023年01月16日