ボディー突板の剥がれ補修
【注意】基本的にレスポールタイプをいじってみた個人的な備忘録ですので、その辺を踏まえて情報を活用して頂けると幸いです。
初稿:2024年1月12日
タイトボンドのオリジナルを使用。


ボンドの塗布は、しっかり接着させたい部分全体に行き渡るように、どうにか工夫した方がイイ。その後は、下示の別表より、ボンドを塗った後に数分乾燥させてから圧着。数分の乾燥時間が接着をより安定させるためには、必要なのだそう。その後、硬化のために24hクランプで固定した状態で完全乾燥させた。


余分なタイトボンドは、濡れたタオルや濡れたキッチンペーパーなどで拭き取ると良い。タイトボンドのオリジナルは耐水性が弱いので、今後のことメンテナンスのことを考えると、ギター木材の接着には、このタイトボンドオリジナルが良い気がする。
塗装の種類によって、圧着させるときのクランプがギターに接する部分の材質が問題になる。ラッカーは石油系の材料に反応することが多いので、ラッカー塗装が疑われるときは、木材がギターに接触するようにする。
圧着の際の圧迫の強さは、メンテの経験によるものが大きいと思われるので、応力がかかる部位への接着作業は、専門家への依頼を基本とするべきだろう。
